たま々書きたい日々徒然

趣味に関する日々の何やかんやを書き連ねていくブログです

【ゲーム経歴書】逆転裁判~蘇る逆転~ 2021-15

ついにワクワクチンチンになれる目途がつきました! たまです!

11月にnano.RIPEのライブがあるんで、それまでにワクワクチンチンになれそうで一安心です。(チケットが確約されたわけではない)
副反応のせいで1回につき1週間くらい寝込む予定なので、その間にゲームやアニメの視聴を進めたい所存(おい)

冗談はさておき、副反応で休みが潰れそうな所は気が気じゃないんですよね。せっかくの新作ゲームラッシュが来るのに…

 

 

気を取り直して本日の記事はそんな発売ラッシュの先頭を切ってくれた『逆転裁判~蘇る逆転~』です。

異議あり!!!で有名なかの逆転裁判シリーズの第一作。

GBA用ソフトとして2001年10月12日に発売された逆転裁判。2005年にDSへと移植する際に、逆転裁判2との間のエピソードを追加したのが『逆転裁判~蘇る逆転~』です。

今ではWiiUのVC、スマートフォン向けアプリにも移植されております。
また、逆転裁判の123をセットにした成歩堂セレクションなるものも発売されており、アプリの他にも3DS版(2014年)、switch版、PS4版、Xbox版、steam版(いずれも2019年)と多種多様なプラットフォームでプレイが可能です。

 

私はその中でもswitch版でプレイ。シリーズ作品である大逆転裁判12の移植版と合わせた成歩堂レジェンズコレクションで購入いたしました。(2021年7月29日発売)

 

 

 

 

 

7月29日に到着。サクナヒメを30日に終わらせてからしばらくはFGOの2部6章にかかりきりだったので、プレイ開始は8月9日。APの切れ間に進めつつ、6章終わってからはのめりこんでプレイ。14日に本編クリアしてプレイ時間は17時間程度でした。お盆休み中に逆転裁判123全部やるつもりだったんですが、普通にRTA in Japan見まくっててダメでした(笑)メチャクチャ面白かったから後悔はしていない。

  

ストーリーとか世界観とか

 

舞台は特別な裁判制度が導入された日本。
主人公の成歩堂龍一は、新米弁護士として初の公判に挑みます。その被告は友人の矢張。不利な証拠に不利な証言が揃う中、証拠品と証言の矛盾を指摘することで最終的に無罪を勝ち取ることができました。

喜びも束の間、とある事件が身近で発生して再び法廷に立つ主人公。今度の被告には恩師の妹。彼女の特殊な能力を借りつつ、クセしかない証人や原告との舌戦が始まっていきます。

 

法廷バトルと呼ばれる一見なんじゃそりゃ?なジャンルを生み出した本シリーズ。
タイトル通り、舞台は裁判が中心に扱われています。

事件が起こり、主人公に依頼が発生し、弁護士として法廷に立つ。無実を立証するために証拠を集め、それを基に発言。時には相手の証言の矛盾を突き、真相を明らかにして被告人の無罪を勝ち取る。こうやって物語は進んでいきます。

一つの事件を1話と扱い、一作品につき数話が収録されている仕様。全体を通してストーリーが進んでいくという作りになっています。 

 

そうはならんやろ!?なっとるやろがい!!!

物語は裁判に勝つための情報を集める「探偵パート」と、証言を切り崩して検察側と戦う「法廷パート」の2つに分かれています。

探偵パートでは裁判を勝つために必要な証拠品や証言、情報を集めることになりますが、進行に必要な要素を全て集め終えるまでは法廷パートへ進むことはなく、調べ忘れによる敗北、いわゆる詰みの状態が発生しないように設計されています。

あくまでも被告人への聴取、事件現場周辺の調査、関係者への聞き込み、同じ弁護士や刑事への聞き取りなど、会話がメインで進むのでアクション要素は一切なし。より広い範囲の方に楽しんでもらえる作りです。

 

そしてこの作品、冒頭に説明した通り裁判のシステムが現在日本と大きく違っています。

ま、何を言いたいかと言いますとですね…

 

細かいことは気にしたら負け

 

ってことですね。いや細かいことに気を付けなければ裁判には負けるんですが。 

 

 

そもそも裁判の数が多くなりすぎて裁判所がパンクしそうだから、機能を守るために3日で裁判を終えましょうって制度が適用された世界です。すでに設定がぶっ飛んでいる。ということは中身もぶっ飛んでていいんですよ(笑)

証拠と証言を比較し、矛盾があれば指摘する。もちろん崩せれば有利になるし、間違えれば不利になる。ちゃんと論理的には筋が通った展開が広がっているのですが、それ以外がかなりハチャメチャ(笑)

 

協力者が「なんでそんなこと知ってんの?」って情報を持ってるので、経緯を聞いたら「むしろそれで立件されるのでは???」ってな手段を使っていたり(笑)、現実の警察が聞けば卒倒するような手段で証拠を入手したりと、とにかく登場人物がみんなある種のクレイジー(爆)。

 

大学で多少なりとも法律を学んだ身としては胃の痛くなるような展開もままあるんですが、んな無茶なと言いたくなるような場面でも、独特のセリフ回しや勢いで笑って流せるシナリオとなっていて、中盤まで進むとむしろその流れが楽しみになっているという、、、まさに中毒症状www

勢いで笑える展開と、頭を捻らないと攻略できないこともある難易度が両立するのはある種の奇跡だと思います。(まぁ、大体捻るのは首なんですがw) 

 

特徴的なセリフ回しにクセの強い検事や証人との丁々発止の法廷論争、無茶苦茶のようで論理的な議論展開、そして不意に明かされる重いエピソードにそれぞれを彩るBGM。全てが上手くハマった異色の作品だなと感じました。

 

終わりに

発売当初はアドベンチャー系のゲームに対する理解がなく、「なんだこれ?妙にCMで異議あり!ってうるせえな…なんか鼻につくし、気に入らないや。どうせ面白くないでしょ」と思ってたわけなんですが、20年経って初めてプレイできてよかったと思います。こりゃ面白いわ。

 

とにかく詰みがなく、証拠品と照らし合わせればクリアできる難易度。それにセーブも任意のタイミングでできるので、総当たりでもクリアが可能な仕様になっていて、かつ分からないまま進んでも、その後のやり取りで「そういうことか!」と気付けるシナリオ。
憎めないキャラクターばかりでプレイ時間もそこそこ。その上アプリでもプレイ可能な手軽さも合わせれば、推理小説が好きな人やゲーム初心者は勿論、なんか手軽にできるゲームないかな?って人から玄人まで、割と万人に薦められるゲームだと思います。嘘だと思ってやってみてほしい。扱ってる事件が殺人事件ばかりなのに笑いにあふれてるから。ホント。

 

 

基本switchは据え置きゲームという認識が強かった私ですが、これは手元でやっても遊べるゲームとしても評価高いです。続けて2、3と進めたかったんですが、そうは問屋が卸さないのがこのゲーム発売ラッシュ。急遽他のゲームが割り込んできたのですが、それは次の記事にてご覧いただければ。

とはいえ時間を見つけて合間合間でやっていける作品ですので、近いうちに2や3のクリア報告もしたいですね。

 

それでは、今日はこの辺りで。

 

先日のポケモンプレゼンツ楽しかったですね…