たま々書きたい日々徒然

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【ゲーム経歴書】ゴーストトリック 2023-11

お久しぶりとなりました。

たまです。

 

刀剣乱舞に8月が吸われましたが生きてます。
審神者のお姉さま方の圧は凄い。

 

その刀剣乱舞については次回記事にするとして、今回は『ゴーストトリック』をばご紹介。
発売は2010年6月19日。CAPCOMよりDS用に発売されました。
ゲームデザイン逆転裁判シリーズの巧舟さん。
ジャンルはミステリーアドベンチャーとなります。

iPhoneなどアプリ版も配信されていたようですが、今年6月30日には待望のリメイク版がswitch、PS4Xbox One、steamで発売されております。

今回プレイしたのはswitchのリメイク版。8月5日と6日の2日間でストーリークリアは9時間程度でした。

 

 

あらすじとかその辺り

気が付いていたとき、私ことシセルは既に死んでいた。

目の前には見知らぬ女性、しかし、死んでいる私は彼女が殺されるのを見守るしかできなかった…

しかしそこでクネリと名乗る電気スタンドから声を掛けられ、私が死者の力を持つことを告げられる。口車に載せられるまま時間遡行をし、彼女の運命を変えた私。

クネリに告げられたタイムリミットである夜明けまでの間、なぜ私が死んだのか、なぜ彼女が殺されたのか、そもそも私は誰なのか、その謎を解き明かすべく捜査を始めたのだった。

 

 

ジャンル的にはアドベンチャーのため、アクション要素は控え目。
とはいえ逆転裁判シリーズと比べるとアクションアクションしている感じ。

主人公が手にする『トリツク』『アヤツル』『死の4分前』『デンワ線』の4つの死者の力を用いて捜査を進めていきます。

『トリツク』は様々な物体に取り憑く能力。コアと呼ばれる青白い球体を持つものにしか取り憑くことはできません。取り憑いた物体を通じ、移動することができます。

『アヤツル』はトリツクで取り憑いた物体を操る能力。電気スタンドならスイッチをON/OFFできたり、左右にスタンドを動かしたり。アヤツルを使えばどうなるかは、画面上で確認することができます。

『死の4分前』は、死んだばかりの亡骸にトリツクことで、その人物が死ぬ4分前に戻ることができるという能力。死の間際に何が起きたのか、それも見ることができます。
死ぬ間際の記憶から糸口を見つけ出し、トリツクとアヤツルを駆使して状況を逆転していくというのが基本的な目的になります。

『デンワ線』は、電話機から電話線を伝って遠くの電話機へと移動する能力。
通常は電話番号が分かった場所になら自由に移動することができるが、死の4分前の世界にいる間は通話中の電話線間しか移動できません。
移動することで糸口を見つけたり、逆に留まることで解決できる場合もあるので、選択には慎重にならないといけません。

 

以上の4つの能力を駆使し、チャプター毎に設定された死の状況を改変する『運命の更新』というゴールへたどり着き、それを繰り返して真相に辿り着こうというもの。

トリツクための移動、状況を変えるためにアヤツルの発動タイミングを調整するなどの細かなアクション要素はありますが、FPSゼルダやマリオなどのゴリゴリなものではありません。

舞台は吉本新喜劇のような内部構造が全て透けて見える描き方をされており、その中時にシリアスに、大体はコミカルにキャラがリアクションする姿はまさに新喜劇のよう。
真面目なことを言っているはずなのに、どこか間の抜けたやり取りはとても面白く、逆転裁判シリーズを知っている人なら身に覚えがあるのではないでしょうか。さすが巧舟クオリティ。

 

ギミックの作りも凝っており、ただ感心するものから、そうはならんやろ!?いやなるわ!なるけどさ???とツッコミ所満載のものまで多種多様。
後半になると複雑なパズルになっているものもあり、かなりの達成感もあります。

 

シナリオ全体はミステリとオカルトをうまく組み合わせられており、特に最後の曲面につながる伏線は序盤から随所に仕込まれています。

プレイしているとその伏線がガーーーーっと最後に浮かび上がってくる、この走馬灯のような情報の奔流は絶品です。しゅんごい気持ちいいの。快感ですよ。

 

 

終わりに

割と知る人ぞ知る、な認知度だったらしい本作。
かく言う自分も逆転裁判シリーズをプレイしたことを報告したTwitterでこれも面白いよ~とリプをもらったことで知った次第。いやその時は名前だけ知ってて、ディレクターが巧舟さんだってことは知らなかっただけだったかな?

 

とまぁ、知らない人は知らない作品なわけですが大変に面白かった。
飽きさせないデザイン、コミカルな演出、裏腹にしっかりとした本筋、印象的なBGMと高評価点がやはり非常に多いですね。

何といってもゲーム終わった後の満足感ですよ。

これが!!!面白いゲームだ!!!

もう伝わってくるんだもの。手軽に何かやりたい人には本当におすすめです。

また、巧舟さん関連の作品を買ってCAPCOMさんにお金を落とすとですね、逆転裁判シリーズのリマスターがどんどん増えるって寸法なのですよ。
つい先日も逆転裁判456のリマスターが発表されましたし。そこの売り上げも良ければ逆転検事12も絶対あるよね?

 

と、言う感じで是非皆も買っていただければと。
ではでは近日中にお会いしましょうノシ