【ゲーム経歴書】ENDER LILIES: Quietus of the Knights 2022-6
どうもお久しぶりです。たまです。
引っ越しした関係で久しくデスクトップPCが触れず、更新が滞ってしまいました。
やっぱり回線が息してないと生きた心地がしませんね…。
この期間頑張ってくれたポケットWi-Fi君とも無事にお別れし、これからは何も気にせず動画が見れるしゲームができるんだよなぁ。最高。
とはいえ、環境が変わったせいでコアタイムの速度がアレなもんで、近々ルーターを買い替える予定。色々とレイアウトも調整中なので、しばらく忙しくも楽しい日々が続きそうです(笑)
さて、近況報告もその辺で本題へ。
書き方忘れてる気がするな…
本年6作目は「ENDER LILIES: Quietus of the Knights 」
2021年6月21日にSteamにてリリース。後にPS4、Switch等へDL版が拡張されていきました。配信直後から絶賛の嵐が続き、要望が多かったためか満を持して2022年3月25日にはついにパッケージ版が発売されました。
なお、数量限定でアートブックとサントラが同梱された特別版も発売されました。
ん?私ですか?当然買いましたよ特装版。
実はリリース前から目をつけていて、割と早めにサントラ同梱のバンドルをSteamのウィッシュリストには追加していたのですが、例に漏れずやりたいゲームが多すぎて後回しに。
そんな折、ふとパッケージ版の発売情報が目に入ってしまったが最後。気づけば予約が完了していた。嫌いじゃないよそういう自分は。ただ割を食ってカービィディスカバリーがまだ買えていないという(笑)
すまない…でも面白いの分かってるからさ…予算の都合もあるしね…今年中にやるよ。絶対にね。
プレイ開始は2022年3月29日。クリアは4月30日。プレイ時間は大体30時間位かな?
多分早い人なら後10時間は早くクリアできると思います。
あらすじとかその辺り
昔々、果ての国と呼ばれる地方がありました。
その国に突如降り始めた「死の雨」。
その雨は生きとし生けるものを異形の屍『穢者(けもの)』へと変貌させます。
穢者は須らく正気を失い、生前に抱えた妄執に囚われ、周囲に牙を剝きます。
そうして果ての国は滅び、滅んでなお雨は降り続く。そこはまさに死の国と化したのです。
幾月が流れたのでしょうか。白く、白無垢な少女は、ある教会の奥深くで目を覚まします。
目覚めた少女に目覚めしは浄化の力。その力は国を救うものか、人を救うものか。
それとも人に巣食うものか。
イントロダクションはこんな感じです。
滅んだ世界で冒険をする奴です。死ぬほど雑に紹介するならニーアを思い浮かべてもらえれば大筋は外してないと思うのです(伝われ)
綺麗な画面してるだろ。これ死にゲーなんだぜ…
システムは横スクロール2Dアクションゲームです。
ただし、見かけによらず高難易度死に覚えゲーだったんですよねこれ。フロムかよ。
丁度私がプレイし始めた時がエルデンリングの盛り上がりが続いてる時だったので、実は指金なのでは?とか邪推するレベルでした。
死の雨が降り続く地での活動は、生きるだけでリスクということ。
それを反映させたかのように、とにかく被ダメが大きいんですね。
難しいギミックがあったりするのではなく、単純に敵が強いタイプの難易度タイプです。まぁ難しいギミックがないではない。
なんかこう、レベルを上げても防御上げるアイテムを装備しても全然被ダメが減らない(笑)基本的に回避とパリィを組み合わせて殴り勝つゲームだと思っていただければ。
難易度の高いゲームではあるんですが、ただ難しいだけじゃないんですよね。
まず、セーブポイントが豊富。かつセーブポイント間のワープが序盤から使用できる。
この二つは本当に大きい。しかもボスの直前にちゃんとセーブを用意してくれているので、やり直しにストレスがほぼないんです。やり直し前提のゲームとしてはまさに破格。
敵のキャラも割と分かりやすい予備動作が設定されていて、しっかりと覚えていれば1対1でなら戦えるようになっているのもポイント。組み合わさってくるからヤバいんですよこれ(笑)立ち回り等がしっかりしてくれば、比較的快適にプレイできるのも凄いなと思います。
ゼルダの伝説よろしく、一つステージを進めれば一つスキル(アイテム)が増えて、それで次に進める場所が増えたりアイテムが手に入るのも、基本をしっかりとなぞっているなと感じます。またこのアクションが面白いんだ。
プレイしている間に少しずつゲームが上手くなっていく感覚をこれだけ明確に感じられるのが久しぶりで、泣き言を吐きながらもかなり楽しんでました。
簡単にやり直せるけれど、少し休憩挟んで反芻してから取り組んだ方が呑み込みが早くなったり、自身の学びのスタイルも見つめなおせて一石二鳥の時間でしたね。
世界観の作りがとても良くて、最初に栄えていた頃の思い出が流れるんですよね。
それがまた優しくも鮮烈で。
そこから世界は滅びに向かうのですが、各登場人物の想いがですね。重いんですよ。
絶望が、羨望が、慟哭が、希望が、諦念が、欲望が
絵本のようなその繊細な画で表現されていて。
大事なシーンにはムービーが合わさり、言葉の選びも秀逸で。
全体的にセリフが少ない作品なのですが、出てくる言葉は本当に洗練されています。
だからこそ伝わる。
最後、月並みですが泣けます。
やってほしいんだけどな…人を選ぶんだよな(苦笑)
終わりに
アクションゲームが得意な方にはおすすめ。ニーアの世界観が好きな人にはよりおススメできます。DL版だとお値段は3千円弱とリーズナブルなので、少し触ってみて面白かったら是非最後まで諦めずにプレイしていただきたい。
大丈夫、アクションゲームは気を抜けばレバガチャになるたまさんでもクリアできるんだ。皆もクリアできるさ。
そういえば、ENDER LILIESの楽曲周りはDEEMOにも携わられている音楽制作グループのMiliさんが担当していて、ちょうど今アニメが放送されている処刑少女の生きる道のOPも歌われてるんですよね。
このゲームクリアして直ぐに見始めたので「なんか聴いたことあるな…?」と思ったんですがそりゃそうだ(笑)
物悲しくも力強い音楽がこのゲームを支えておりますので、そちらにも注目していただければ。
それでは、明日朝からお出かけですのでこの辺りにしておきます。
次は早い目に更新できるかと思いますので、またお会いしましょうノシ