たま々書きたい日々徒然

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【ゲーム経歴書】テイルズ オブ アライズ- 2021-18

ブラボーだ。感想はぶっちゃけそれだけでいい。

 

テイズルシリーズ25周年記念作品にして、PS5対応の初作品。
『テイルズ オブ アライズ』昨日トロコンいたしました。日付的には今日だね。

 

発売は2021年9月9日(木)。プラットフォームはPS4、PS5、steam、Xboxの4種。
ジャンルは「心の黎明を告げるRPG」すでに格好いい。「伝説のRPG」たるテイルズ オブ ファンタジアより連なるシリーズ25周年記念の作品です。
シリーズ中では本編として扱われる”マザーシップタイトル”としては実に5年ぶりの作品です。前が20周年記念のベルセリアだと思うとメチャクチャ間開いてたんですね。

その間はレイズを始めスマホゲーを中心に展開されていて、VITAでのDL版解禁やらヴェスペリアのHD版が出たりと動きはあったものの、一時期の発売ラッシュを考えるとかなり時間がかかった印象です。

 

ギリギリまでPS5の入手チャレンジやってたので購入は9月12日。プレイ期間は翌13日~10月12日。ちょうど一ヵ月だったんですね~。ビックリ。
難易度ノーマルで本編クリアまでのプレイ時間は56時間。トロフィーコンプまで含めると約72時間です。
なお、トロコンまでのプレイ時間に関してはDLCによる各種ブーストを駆使したので目安程度に。本編クリア後に購入したのは下記のもの。

・レベルアップ(合計+40) …計1,540円
・ガルド(合計20万ガルド)…計440円
・攻略時短パック(Bスコア、獲得経験値、獲得SP各2倍、SP+1,000)…550円

割と悩んだんですが、今後のゲームスケジュールを考えるとブーストしておかないととてもじゃないけど遊びきれないと判断しました。開発費の還元にもなるしね。満足度からしたらこの程度のお布施は許容範囲内だと思ってます。

 

 

ストーリーとか世界観とか

舞台は自然あふれる豊かな大地に覆われた星・ダナと隣り合う星・レナ。
ダナはレナのことを「死者の住まう地」として一種の信仰の対象としていました。
しかし300年前、突如レナはダナを侵略します。科学技術とダナにはない魔法の力が充実したレナは瞬く間にダナ全土を制圧。ダナ人は奴隷とされてしまいます。
散発的に抵抗は発生するものの、連綿と続く隷属の歴史を覆すには至っていません。

そんなダナで奴隷としての日々を過ごす鉄仮面の青年アルフェンは、ある日レナの少女シオンと出会います。彼女は同族に追われている様子。その場の勢いで彼女の逃走に手を貸したアルフェンは、そこで抵抗組織「紅の鴉」に所属するジルファに同行することに。そして彼の目標であるダナ全土のレナによる支配からの解放に協力することとなります。

 

新たな”テイルズ感(観)”を広げた、まさに黎明の作品。

まずプレイを開始して思ったのは、「これ、本当にテイルズか…???」という思い。
楽しみな作品ほど事前情報を仕入れないで乗り込むんですけど、初日はとにかく頭が混乱しっぱなしでした。
まずOPでビックリ。らしいっちゃらしいんですけど、どことなく違和感があるんですよね。
そしてキャラのモデリング。等身が高い。表情の作りが違う。会話のテンポが違う。完全に洋ゲーをプレイしている感覚でした。
んでもって戦闘。リニアモーションバトルじゃない。テイルズシリーズのお家芸ともいえる”軸”の概念が消し飛んでいました。更にはガードの喪失。
これは本当にテイルズなのか?全く新しいゲームをプレイしてるんじゃないだろうか?その時点で辛うじてテイルズっぽさを感じたのはBGMと一部UIくらい。頭に?を大量に浮かべたまま初日プレイを終えたのを鮮明に覚えています。

 

プレイを続けること暫くして。初日の衝撃からようやく立ち直り始めると、そこには確かにテイルズの世界が広がっていました。
世界観を始めコンセプトの描き方、キャラ同士の距離感とその変遷、NPCの立ち居振る舞い、チャットの掛け合い、戦闘の面白さ、どこをとっても漂っているんですよ。
ビジュアルやシステム、その他細々とした部分、全体の描き方がアップデートされ、その上で”テイルズシリーズらしさ”を表現する。見事に成功していたと思います。
今の時代にこの作品が作れたのであれば、この先もテイルズは戦っていける。そう思わせてくれるだけの力強さと間口の広がりを実感しました。まさにジャンル名通り。名は体を表したと思います。

 

物語は解放を軸に進んでいきます。一口に解放と言っても、物理的な解放、精神的な解放と色々とあります。目に見えるもの、見えないもの、そもそも気付いてすらいないもの。その解放は必要なものなのか。解放と思っている行為は侵略と同義ではないのか。様々な視点で描かれるストーリーは面白いの一言。是非最後まで楽しんでいただきたいと思います。

 

ただ、ストーリーが抜群に面白いものの個人的には戦闘難易度が比較的高めだなと感じましたね。
戦闘に慣れるまでは雑魚敵でも普通に負けます。何しろやることが多い。
左親指でLスティック(キャラ操作)
右親指でRスティック(カメラ操作)
左人差し指で十字キー(ブーストアタック)
右人差し指で○△□×ボタン(術+ジャンプ)
左中指でL1ボタン(ターゲット情報確認・切り替え)
右中指でR1ボタン(通常攻撃)
左薬指でL2ボタン(ショートカット切り替え・キャラ入れ替え選択)
右薬指でR2ボタン(回避)

初期設定ではこんな感じ。マニュアル運転でもこんな忙しくねーよ!?
ガードがない分回避がメインになるのでシリーズのプレイヤーとしてはその感覚強制も必要かな。

 

…まぁ、色々と言いましたが中盤には慣れます。大丈夫です。(いつもの)
ネット上にはおすすめのキー設定も転がってるので参照いただければと。

 

加えて、ボス初見時の難易度設定も高めだと思います。とにかく苦戦した覚えしかない。アイテムめっちゃ使いましたわ。いつものハードがノーマルみたいな印象ですね。

とはいえ、ノーマルの下にはストーリーって難易度もありますし、最近新たに難易度が追加されました(イージエスト ストーリーの更に下:無料DLC)ので、戦闘アクションが苦手な方はそちらを選択していただければと。メチャクチャ楽になるみたいです。

発売されてしばらくして追加される当たり、結構要望が多かったんでしょうね。対応が早かったので今後のプレイヤーにも安心してお勧めできますね。よかったよかった。

 

そこを乗り越えると待っているのは爽快なバトル。スピード感がとにかくすごい。
通常攻撃→特技→秘技→奥義の順に縛られることはなく、TPの概念もないので自由度が高くなっています。また、行動を繰り出すのに必要なAGは連続攻撃の間に回復する方法が意外に多く、簡単に攻撃が続けられるのもポイントが高いです。

キャラの特性を活かしたブーストアタックはパーティの一体感を高め、シリーズの華とも呼べる秘奥義もスタイリッシュで格好いい。ずっとハイスピードな戦闘を続けられる楽しさは麻薬と同義だと思いますね。(笑)

 

終わりに

さて、長々と書いてしまいましたが感想は前文の一言。大満足。ブラボー。

今では聞き馴染んだ感覚ピエロの「HIBANA」。中盤で公開される綾香のカバーソング「Hello, Again ~昔からある場所~」に聴き惚れ、グランドテーマの「Blue Moon」で涙する。このあたりまで触れ出したらまた止まらなくなるんで止めておきますが。

 

ああ、プレイ終わった人と対面で語りたい!

 

そして終わってからテイルズモチベが非常に高いです。レイズにもアルフェンとシオンが加入しましたし、新たなシリーズのルミナリアも発表されましたし。

ゲーム用のタブレットを新たに購入し、クレストリアまでプレイ再開する始末。
あれこの先どう展開するんでしょうかね…展開できるんでしょうかね…

来年中にはシリーズで未プレイのシンフォニアラタトスク、レジェンディアをやろうと決意しつつ、10日後に迫ったBLUE REFRECTION/帝に備えて色々とやっていこうと思います。

 

では今回はこの辺で。Outer Wilds買っちゃったんだよなぁ(ボソッ)