たま々書きたい日々徒然

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【ゲーム経歴書】Voice of Cards ドラゴンの島 2022-2

ニーアオートマタアニメ化するってホント??????????????

 

ども。さっき入ったニュースに驚きを隠せないたまです。いや正気ですか?

 

ちょうどヨコオタロウ氏の携わったゲームクリアしたところなんでタイムリーで余計にびっくりですよね。イミワカンナイ。

 

さて、驚きもそこそこに2発目は「Voice of Cards ドラゴンの島」。
発売は2021年10月28日。プラットフォームはswitch、steam、PS4です。

 

存在をしったのが2021年9月のニンテンドーダイレクト
ニーアっぽいBGMと雰囲気だなと思ったら案の定ヨコオタロウということで。
ただ、ニーア(DOD)の世界観とは関係のない、TRPGをTVゲームに落とし込んだ作品です。

 

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ニンテンドーダイレクト当日に体験版がプレイできたのでやってみて面白かったのでその場で予約。購入は当日で、実際にプレイしたのは12月末頃(大作ゲームが多かったからね…)1章が終わったところで終えて、次に始めたのが2022年2月22日。クリアは本日23日。プレイ時間は全体で12時間強でした。
発売価格が3,520円と、フルプライズというよりかインディーズ寄りの価格帯だったので、ボリュームとしては15時間前後だろうと予想していたので、十分に遊べたなって印象です。

store-jp.nintendo.com

 

あらすじとかその辺り

人々が平和に暮らしていたとある時代。突如現れたドラゴンがその全てを覆します。
ドラゴンの侵攻を受けた王国は総力を挙げ、辛うじて撃退に成功。敗れたドラゴンはとある島へと逃げ去ります。
それから幾年月が過ぎ、再び平和の時へ。しかし、ドラゴン復活の報が王宮を騒がせます。女王は莫大な報奨金を懸けて討伐を募集。主人公はお金目当てに名乗りを挙げることに。

様々な冒険者で溢れる王宮。仲間を探す主人公ですが、王国で信仰を一心に背負う白の教団の団員に声をかけるも鼻で笑われる始末。彼らの鼻を明かすべく躍起になる主人公ですが…

と、導入はこんな感じ。最大勢力の白の教団とは一風変わった段取りで仲間を集める主人公。故郷から一緒にいる魔物のメルブールと共に、ドラゴン討伐の旗を挙げることとなります。

 

TRPG<=RPG

ゲームのコンセプトは、TRPGテーブルトークRPG)をTVゲームに落とし込んだら?というもの。
キャラクター、装備、技、フィールドまでが全てカード表現するという試み。
何ならこのままキット販売してくれればボードゲームとしてでも成立するような作りになっていて、RPGなんだけれどもちょっと違う?みたいな空気感を味わえます。

TRPGだとGMゲームマスター)とPL(プレイヤー)に分かれてゲームを遊びますが、GMはゲーム側がやってくれます(CV安元さんは狙ってますね)。なので、ゲームプレイヤーは余計な考えを全部すっ飛ばして一PLとしてゲームを楽しむことができます。まぁ。GMの責務を余計なで括ってしまうこと自体には諸説あると思いますがTVゲームなのでそこはアレです。

プレイヤーだけではなく、フィールドも全てカードで構成されており、主人公のいる場所とその周囲8マスが表向きになるというもの。未到達の場所は裏向きになっており、一度表になったフィールドは表向きのままになります。ドラクエの世界地図がフィールドって感じですね。

 

TRPGといえばダイス。何かを調べるのにもダイスを振る。ちょっと調べるにも目ぼしを振る。初期値でも振ってクリティカル出せばなんとかなる。かもしれない。ファンブルは知らない。というのがTRPGの醍醐味。

Voice of Cardsでもそこはキチンと再現されており、TRPGまで厳密にではないですが、主に戦闘中にダイスを振りまくります。スキルの追加効果を発生させるかどうかがそのダイスにかかっており、ダイス次第でダメージ量が30%程度上下したりと、運の要素もうまい具合に取り入れられています。10面ダイスを振って4以上を出せば相手に毒状態付与の追加効果が発動。毒状態になればターン終了時に6面ダイスを振り、その出目×1(猛毒なら×2)のダメージを与える。といった感じ。ただし、LV差が開きすぎるとあまり関係なくなってしまうあたりが通常のRPG感。その辺りバランス調整はできている方かと。

 

で、肝心のシナリオについて。ヨコオタロウならやりかねないと思いましたが、匂わせはともかくとしてDODやニーア系列とは全く関係のないシナリオです。ご安心ください。あくまでも一本のTRPGを遊んでほしいと、そんな感じの展開になっております。まぁヨコオ要素が全くないとは言いませんがね?

やりよったな?という点はあります。やっぱりね。ただ、ニーアとかと違って必ずしも周回の必要がないというのが今作の良い所じゃないでしょうか。でもやっぱあのシリーズが生み出すカタルシスを感じられるのは流石ってとこですね。重めではありますがやっぱおススメです。

 

自分は寄り道したがりな方なんですが、寄り道をしたうえで12時間程度なので、やっぱりお手頃だと思います。シナリオを終えた時の充足感とかも、”丁度いい”って表現がしっくりくるんじゃないでしょうか

 

終わりに

TRPG、引いてはボードゲームが好きな方は触れてみていただければと。それがTVゲームに落とし込まれるとこんな感じなんだと実感できるのではないでしょうか。

勿論TRPGだからこその不自由感ってのはあります。ですがそれがTRPGの醍醐味。普段のTVゲームでは気付かないような不自由さが浮き彫りになるのも面白い所だと個人的には思います。逆に、こういう作りなら受け入れられるのにな…と思う所もあるのではないでしょうか?

チュートリアルもしっかりしていて、また序盤から一度開いたマスにはジャンプできる仕様が実装されていたりと迷子になる要素も少なく、かなりゲーム初心者にも寄り添ったゲームだと感じました。迷ったらやっていい程度には推せるゲームですね。少なくとも損したとは感じないと思います。

 

さて、そんなこんなで2月ももう終わり。このゲームを2本目としましたが、実際にはブルーアーカイブを始めてみたり、プリンセスコネクトを始めてみたり、アルセウスをメインシナリオクリアしたりとこれ以外にも色々やってはいたんですよね。ソシャゲ系はどのタイミングで記事にするか悩みがちなので、しばらくはソシャゲ走りつつ図鑑完成を目指しつつって感じになりそうかなと。

とりあえずルミナリアは21人の1st episodeが終われば記事になると思います。

 

では、今日はこんなところで。話は繋がってませんがVoice of Cardsのシリーズが発売されたようですね。大作の間に挟みつつプレイしていければなと思っています。

 

では、季節の変わり目、体調にはお気をつけていただきまして。次の記事でお会いしましょう。ノシ。

 

では近況報告という名の悲鳴もこの辺で。ノシ